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チェンバロハウス通信

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2007年 06月 13日

久しぶりの更新

 ブログ、ホームページとも更新できないまま1年が経ってしまった。ときどき「更新がないようだが、教室はされていますか。」とお問い合わせを受けるが、大丈夫です(また、まれにメールの不着事故があるみたいで、心配だ)。むしろ、この1年は新しい出会いが多く、教室もずいぶん忙しくなった。
 ただ、勉強に専念するため、去年、今年と演奏会はできるだけ減らすことにしている(今年はハウスコンサートをお休みするつもり。ただ、デュオやレクチャー、音楽療法関係のセミナーや演奏はするので、ホームページをご覧下さい)。おかげで書くべきことはずいぶんたまってきたが、もう少しこなれてから発表していきたい。
 去年は2年前から続けている身体技法の探求のほか、音楽史、臨床心理学関係の本を読みあさった。今年のメインテーマは
 *身体技法としての音楽(継続)
 *シュトックハウゼンの音楽
 *音楽療法
になりそうである。
 哲学のある音楽をもとめて、ずいぶん色々なことをしてきた。
 常に「そこにある」のがヨーロッパと日本の文化の違いである。
 表面的で複雑なことはごましやすいが、核にある(しかも本当は表面的にいたるところにある)単純なことを理解し、習得するのはほんとうに難しい。
 異文化に橋をかけるということは、「命がけ」のことである。

by detousbiens | 2007-06-13 15:29 | 日本人と西洋音楽


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